緊急地震速報が怖いと感じる人のための行動と対策まとめ

2019年4月3日

私は緊急地震速報が鳴ると東日本大震災を被災した恐怖で体が固まります。そんな人のために、緊急地震速報が鳴ったときすぐに動けるようになる小技を紹介します。


緊急地震速報は巨大地震を直前に知ることが出来る唯一のツールです。

猶予はたったの数秒(最長で数十秒)ですが、その数秒の行動が生死を分けるかもしれません!

ではその数秒にどのような行動を取るべきなのか、気象庁が発表している“緊急地震速報利用の心得”を見てみましょう。

緊急地震速報気象庁 緊急地震速報利用の心得より】

特に難しいことは書いていません。

しかし半数の人は緊急地震速報に驚き、パニックになり何も動けません。

それが当たり前です。

突然鳴る警告音

「え!?何?怖、どうすればいいんだっけ」

と混乱するに決まっています。

だからこそ緊急地震速報が鳴ったときの行動は、反射神経で動けるほどシンプルなものにすべきです。

緊急時の行動をシンプルにする

周囲を見渡す

緊急地震速報が鳴った瞬間、次の行動を取らなければいけないと覚えてください。

すぐに周囲を見渡す!!

え!?と思われた方がいるかもしれないのでもう一度書きます。

すぐに周囲を見渡してください!!

これは適当に言っている訳ではなくて、とても大切な理由があるので説明します。


① 意外と周囲を見渡せない人が多い

日本は震度4以下では特に被害が出ないほど耐震の進んだ国です。
その反動で地震がきたときに周囲を見渡して危険な物があれば回避するという当たり前の行動がとれない人が多くなっています。だからこそ地震が来たら反射的に周囲を見渡す癖を付けましょう。

② シンプルだから動ける、さらに時間短縮にも

巨大地震が来たときに取るべき行動は状況に応じて違います。それを緊急時の一瞬で「Aをしなければ」「Bもしなければ」と考えるから、頭の中が混乱し動けなくなります。「緊急地震速報が鳴ったらすぐに周りを見る!」と決めておくことで初動が確実に早くなります。

③ 本当に危険な物は見ればわかる可能性が高い

最低限の知識は必要ですが、崩れそうなものや倒れそうなもの(ブロック塀、食器棚など)は周囲を見れば気付く可能性が高いです。その危険から離れるだけでも最低限の避難になります。


“緊急地震速報が鳴ったらすぐに周囲を見渡す”方法を伝えた多くの友人から「危険物から離れる最低限の行動が取れた」という言葉を頂いているので、自信を持ってお伝えします。

これを読んで、本当に効果あるって疑った人!

嘘だと思っていても構わないので、緊急地震速報が鳴ったらすぐに周囲を見渡すだけは絶対に覚えておいてください!!

危険物から回避

では緊急地震速報が鳴って周囲を見渡したあとに何をすればいいのか?

それはシンプルに転倒・落下物から身体を守る(特に頭)行動を取ってください。

阪神淡路大震災で負傷した人の7割は、転倒した家具や家電、破損したガラスが原因で負傷しています。負傷すれば、津波や火災といった二次災害から素早く避難することができませんし、その後の避難生活でも本当に苦労します。

主に次のような物から離れる、守る行動を取りましょう。


● ブロック塀
下敷きにならないように距離を取る。

● 大型の家具家電、コピー機、ガラスの近く
少し距離を取るか、頑丈な机などの下に避難
※頑丈ではない机は逆に危険になる可能性があります(質量のない学校の机などは吹き飛びます)

● 頭を守れる鞄やクッション
頭を守れそうな物があれば手に取り頭を守る

● 調理中の熱いもの
絶対に支えてはダメ!離れましょう、ガスは基本的に震度5以上で止まるようになっています


他にも身近に潜む危険は多く存在します。小さな地震が発生したときや、ニュース速報が流れたときを活用して何が危険か判断する練習を行いましょう。

そんな緊急地震速報はあくまで補助的ツール

緊急地震速報が鳴ったときのシンプルな避難行動について書いてきたのですが、結局一番大切なのは事前の防災になります。

資金的に耐震工事は難しくても、家具の転落防止加工をしたり、ガラスに飛散防止フィルムを張ることは誰にでもできます。

一万円でここまでできる自宅の地震防災

緊急時の自分に期待するのではなく、今出来る防災を確実に行っていくことが大切です。