【因果応報】東日本大震災を被災した瞬間、不倫をしていた男の話

私は東日本大震災で身近な人を亡くし、家を失い、本当に悲しい思いをしました。
“あのとき防災の知識があれば違う結果になっていたのでは”という後悔があります。
だからこそ皆さんに知ってもらいたいのです“防災”のことを。


冒頭に書いたのが、私の素直な気持ちです。
でも、皆さん地震に恐怖心はあっても実際に防災をしている人は少ないのが現状です。
だから、多くの人が興味を持ってくれそうな不倫の話をしたいと思います。

東日本大震災のとき不倫をしていてボロボロになった友人の話に、防災知識を付け足す形で進めていきます。
※友人の話のまま書いているので、不快に感じる方もいると思いますがご了承ください。

ベッド

2つの恐怖

最初にその友人のプロフィールを簡単に説明すると。

若干チャラいけどイケメンの30代
年収1000万円以上の保険外交員
奥さんは美人(ブランド好き)
娘が2人

まぁ、一言でいうと“勝ち組”です。

そんな彼は「不倫も仕事のうち」と自分を正当化しながら保険のお客と不倫を行っていました。
それも仕事中に、ホテル集合ホテル解散という効率の良い方法を駆使しながら。
(私はこの話で、ホテルに車2台で行っても良いという一生使うことのない無駄な知識を得ました。)

その効率の良さ故に、昼間に発生した東日本大震災にも関わらずホテルで不倫をしていたという最悪の事態を招いてしまったのです。

彼は地震がきた瞬間「ここでは絶対に死ねない」と思い、一刻も早くホテルから離れるため駐車場に向かったのですが、そこで落下物で潰された自分の車を見つけてしまい、心から嘆いたそうです。

なんでだよ・・・最悪だ・・・

ホテルに居続けるわけにもいかず、だからと言って不倫相手の車に乗るのもどうかと思い、歩いて避難することに。

防災ポイントここで徒歩で避難したのは実は正解です。
地震時は車の混雑が予想されます。
何らかの理由がないかぎり徒歩で避難しましょう。

彼がいた地域はそこまで被害が大きくなかったため、なんとか自宅に帰ることができ家族と合流したものの、頭の中はホテルにある車のことばかり。
不倫バレの恐怖から、十分な余震対策を行うことが出来なかったそうです。

防災ポイント大きな地震の後は余震が続きます。
自宅待機するときは、落下物を防ぐため危険なものを下に降ろしたり、閉じ込められることを防ぐため扉を締めきらない生活をしましょう。
可能であれば、避難用の靴、ヘルメットなどを近くに置くことをお勧めします。
ちなみに熊本地震では、震度6以上の余震(本震)が複数回発生したことで多くの被害が出てしまいました。

被害が少ない地域だったこともあり、地震から3日後にはホテルとの連携の末に車を板金塗装に出すことに成功し「隠し通せた」とひと安心したそうです。

しかし、1カ月が経過したとき奥さんから
「なんで震災のあったとき○○ホテルにいたの?」という突然の発言に

彼は心臓が止まるほど驚いたのですが、動揺を悟られないよう
「知らん」と短い返答ではぐらかそうとするものの、喧嘩に発展し、携帯電話のメールを見られ、全ての浮気がバレることになったのでした。

奥さんが何故ホテルにいたことを知っていたのか今でも分からないようですが、板金塗装屋の書類に○○ホテルと書かれているのを見つけ、鎌をかけられたのではと言っております。

防災ポイント不倫はいつかバレます。
日本にいる限り地震は起こります。
防災していない人は、浮気をし続けているのと同じくらいリスクを背負った生活をしていると思ってください。

離婚、退職へ

不倫がバレてからは、事が進むのは早かったそうです。
奥さんが不倫相手の旦那へと伝え、不倫相手の旦那から会社へと伝え、それが原因で会社を退職、そして離婚し慰謝料を払うことになりました。

かなり反省して、謝罪もしたのですが、一切許してもらえることなく、ただ後悔しているそうです。
地震も一緒です「対策をしていなかった」「防災の知識がなかった」と後悔している人は大勢います。
私も後悔している一人です。

今であれば、不倫をやめることだって、地震に備えることだってできます。
何も起こっていない今だからこそ、対策をしてください、自分の胸に手を当てて考えてください。
起こってからでは遅いんです。

不倫男のその後

その男は現在、東京で保険外交員として活躍しています。
自分の被災話をすることで少しでも多くの方に防災知識を付けてもらおうと活動しているのですが、東京の方の地震に対する危機意識の低さに危機感を感じているそうです。

東北とは比べ物にならない人口を誇る東京だからこそ、多くの人が正しい防災知識を身につけなければ大変なパニックに陥ることが予想されます。

津波に火災旋風、不足する避難所に多くの外国人観光客。
これらの問題にどう対応するかはっきりと答えられる人はいないと思います。

そのためにも、これから一緒に防災知識を高めていきましょう。