日本人が学ぶべき火山災害について。富士山はいつ噴火する?

今日私がお伝えしたいこと、それは

『火山災害』です!

2018年12月22日インドネシアで多くの犠牲を出した津波ですが。
この津波の原因は火山活動にあるとされています。

この火山災害、日本は絶対に他人事だと思ってはいけません。
世界中に存在する火山の7%が、この狭い日本にあるのです。

火山による災害を大きくしないためにも、いま歴史から学びましょう。

 

volcano

インドネシア津波から学ぶこと

日本の火山事情に入る前に、2018年12月22日に発生したインドネシア津波のことを少しだけ。

この津波はスマトラ島とジャワ島の間にあるクラカタウ(クラカトア)島、その火山噴火による山体崩壊が原因で発生したものと考えられています。

インドネシア津波

このクラカタウ島、実は1883年にも大噴火しており。
その噴火はとても大規模なもので、犠牲者は36,417人、爆発の衝撃は地球を7周し、噴出された火山灰で北半球の気温が0.5℃下がったと記録されています。

では今回の噴火は突然のものだったのか?

インドネシアにも日本の気象庁のような組織(インドネシア火山地質災害防災センター)があり、事前に火山に注意するよう警報が発せられていました。
しかし警戒レベルは4段階中、上から3番目のもので、半径2km以内に近づかないよう警告する程度のものだったようです。

ここから分かるように、火山の噴火を確実に予測するのは現状では不可能です。

警戒レベルが低いから安全とは言えないので、火山近くに住んだり、行くこと自体がリスクのあることだと理解する必要があります。

日本の火山災害

まずは過去に発生した日本の火山災害を見ていきましょう。

噴火年月日 火山名 犠牲者(人) 備考
1741年8月29日 渡島大島 1,467 岩屑なだれ、津波
1764年7月 恵山 多数 噴気
1779年11月8日 桜島 150余 噴石、溶岩流
1783年8月5日 浅間山 1,151 火砕流、土石ながれ、洪水
1785年4月18日 青ヶ島 130~140 島民の4割が犠牲
1792年5月21日 雲仙岳 約15,000 地震、岩屑なだれ
1822年5月23日 有珠山 103 火砕流
1888年7月15日 磐梯山 461 岩屑なだれ
1902月8月上旬 伊豆鳥島 125 全島民死亡
1926年5月24日 十勝岳 144 融雪型火山泥流
1958年6月24日 阿蘇山 12 噴石
1991年6月3日 雲仙岳 43 火砕流
2014年9月27日 御嶽山 63 噴石

上記の表は、18世紀以降に発生した火山災害の一部を掲載したものですが、本当に多くの被害が出ていることが分かります。

特に注目して頂きたいのが、2014年9月27日の御嶽山噴火です。

戦後最悪の火山災害「御嶽山噴火」

2014年に発生した御嶽山噴火、何が他の火山災害と違うかというと。

2007年に運用が開始された噴火警戒レベル、その警戒レベルが5段階中1とされる中での噴火だった点です。
そのため多くの登山客が犠牲となってしまいました。

たとえ噴火警戒レベルが低い火山だとしても、生命の危険があることを十分理解したうえで火山に近づきましょう。

富士山はいつ噴火する?

やはり日本における火山災害で一番気になるのは富士山の噴火についてだと思います。

専門家によって様々な意見があり

●「2020年までに噴火する」と言う専門家
●「1万人を超える犠牲者が出る」と言う専門家
●「心配しなくても大丈夫」と言う専門家

本当に何を信じて良いのか分かりません。

ただ、確実に言えることは過去に何度も大噴火していること。

800年 延暦大噴火
864年 貞観大噴火
1707年 宝永大噴火 

そして地震と密接な関係があること。

864年の貞観大噴火の5年後に発生した貞観地震
1707年の宝永大噴火の49日前に発生した宝永地震

今私たちがすべきことは「いつ富士山噴火するんだろう?」と占い的に考えるのではなく、いつ噴火しても避難できるよう備えることです。

内閣府のHPに富士山噴火防災ページがあるので、富士山近隣の方は絶対に確認してみてください。

富士山防災マップ(内閣府)