東日本大震災で感じた地震の前兆について!地震雲?椋平虹?

2019年1月18日

東日本大震災によって私は本当に多くのものを失いました。
その失われたもののなかには知識によって守れたものが沢山あります。

なぜ対策をしなかったのか、なぜ学んでいなかったのか。
後悔は今でも消えることがありません。

そんな後悔をしないために、命を守るために、学んでください地震のこと、防災のことを。


少し地震の事をインターネットで検索すると、すぐに地震予知地震予言を行っているサイトが出てきます。
そして毎日ツイッター上にあげられている地震震の写真。
さらには荒唐無稽な陰謀論

誰もが来てほしくない地震だからこそ、予測できるなら絶対に知りたいことです。
しかしネットに出回っているのは百害あって一利なしの情報ばかり。

では東日本大震災の直前、実際にはどのような前兆があったのか?

漁師は何か異変を感じていたのか?
占い師はどう占ったのか?
地震雲、椋平虹って本当にあるのか?

被災当時、税理士事務所に勤務していたこともあり、本当に多くの業種の方と話す機会があったので気になる点をまとめてみました。

地震予知

東日本大震災の前兆はあったのか?

最大の前兆「前震」

2011年3月11日、東日本大震災発生当日。

税理士事務所で勤務していた私は事務所内、そしてお客さんと

「地震が多くて怖いですね」

という話をしていました。

それもそのはず、3月9日と3月10日に発生した地震は東日本大震災の前震でした。

3月9日 マグニチュード7.3  震源地 三陸沖
3月10日 マグニチュード6.4  震源地 三陸沖

この2つの地震で警戒心を強めていれば、被害をかなり少なくすることだってできたはずです。
しかし、それは結果論でしかありません。その時点では前震なのか本震なのか分からないから。

ただひとつ確実に言えること、それは地震は連続するということ。

2016年の熊本地震のように3日間で震度6以上の地震が7度も発生することがあります。
熊本地震では、最初の地震では生き延びたが、次の地震で亡くなった方が多くいるのです。

だから前震だとか、本震に関係なく、地震が来ればいつも以上に警戒する。
それは本当に大切なことだと思います。

  • 裸足で歩くのを防ぐため、睡眠時にスリッパを横に置いておく
  • 助けを求めるための笛を持っておく
  • スマホの充電満タンを意識的に行う
  • 頭を守れるものを身近に用意しておく

簡単なことですが、何もしないより確実に助かる確率は上昇します。

漁師の証言

ネット上には地震直前に特定の魚が大量発生した、リュウグウノツカイや深海魚が取れたなどの異変が書かれていることがあります。

しかし私が聞いた地元の漁師は「そんな異変なんてねぇ」と言語道断。
長年漁師をやっていれば、特定の魚が大量に取れたり、逆に激減したりってのはよくあること。
魚で地震が分かったら、漁師は皆被害ねぇだろ!

とても正論でした。

占い師の証言

宮城県で営業しているベテラン占い師で、地元のテレビに出演実績もある方です。

「前兆はあったんだけどね・・・」

そんな意味深な事を言っていました。
少し微妙な空気になったので、それ以上は何も聞けませんでした。

気象予報士の証言

銀行員なのに気象予報士の資格をもっている変わった友人に聞きました。

「地震雲なんて都市伝説だよ」
仮に、地震の前に発生しやすい雲があったとして、何パーセントの的中率だったら信じるの?
高い的中率だったらとっくに解明されているはずでしょ。
だから、ありもしないし、あったとしても的中率が低くて実用性のないものだよ。

とても銀行員っぽく教えてくれました。
椋平虹も同じく都市伝説の域を出ないようです。

現状では一切気にしない方がよさそうです。

【結論】地震予知は・・・

ここまで文章を読んだ人は、

「なんかパッとしないことしか書いていないな」

と思われたはずです。

でも、多くの被災者と話をしていても地震の前兆に至っては、本当にパッとしないことばかり。
うちのワンチャンがいつも以上に吠えていたとか、耳鳴りがしたとかいうものです。

世界中の研究者がかなりの予算をかけても、未だ現実化しない地震予知。
今私たちがすべきことは、根拠のない地震予知に振り回されることなく、いつ地震がきても命を守れるように対策をすることです。

予知や前兆を調べる時間があるのなら、ひとつでも防災知識を学びましょう。
その方が10倍生存率が上がります。