【必須】静岡県の南海トラフ地震対策について

私は宮城県で東日本大震災を被災し家を失いました。
宮城県は30年以内に99%の確率で巨大地震が発生すると予測された中での大震災。

多くのものを失い本当に後悔しました。
どうして対策をしなかったのか、どうして防災知識を身につけておかなかったのか。
同じ思いをしないためにも南海トラフ地震に備えてください。


南海トラフ地震が発生した場合、一番被害の出ると予測されている都道府県はどこか?

それは静岡県です。

最悪の場合32万人の死者が出ると想定されている南海トラフ地震、そのうち11万人は静岡県での被害とされています。
人口360万人の静岡県で11万人の被害。

とてつもなく甚大な被害が予測されている静岡県ですが、静岡県は防災に本気です。
防災先進県の名の通り、全国1位の耐震化率、津波対策施設の多さを誇っています。

他県が学ぶことの多い静岡県ですが、私が気になるのは個人の防災意識です。
県がいくら頑張っても、結局は個人個人の防災意識が高くならないことには被害を減らすことが出来ません。

南海トラフ地震が30年以内に80%の確率で発生すると予測されている今だからこそ防災意識を高めていきましょう。

日本列島にある4つのプレート

死者の大半は津波

南海トラフ地震発生時、最悪のシナリオでは11万人の犠牲が出ると想定されている静岡県。
そのうち約10万人は津波が原因とされています。

その理由は次の表を見れば分かると思います。

人口(万人) 0.5m津波到達(分) 10m津波到達(分)
浜松 79 4 19
静岡 69 2 13
富士 24 3
沼津 19 3 16
磐田 16 3 18

※富士市は最大6mの津波が15分で襲うと予測されています。

上の表は静岡県内における人口の多い市ごとの、0.5mの津波が襲うまでの到達時刻、10mの津波が襲うまでの到達時間をまとめた表です。

ここで注目して欲しいのが0.5mの津波に至っては5分以内に到達するということ。
津波は、0.5mで8割の大人が流され、1mでは死亡率100%といわれています。

5分なんて本当にあっという間です。

だからこそ対策をしないといけないのです。
一番の脅威である津波から身を守る方法を再度、確認してください。

津波から非難する方法

『早く、より高いところへ』

地震に襲われると絶対にパニックになります。
すぐに冷静に避難行動を取るのは本当に難しいです。

早く逃げるために、自分が海抜何メートルの場所にいて、近くにどんな津波避難施設があるのかを知っておく必要があります

『○○市 津波避難マップ』『○○市 ハザードマップ』
そう検索すれば、市町村が作成している津波避難施設一覧が出てくるので確認してください。

『貴重品はどうでも良い』

私が東日本大震災を被災したとき、一緒にいた人は「貴重品をまとめる」そう言って避難出来ませんでした。
命より大切なものは絶対にありません。

強い地震が来たら、絶対に避難することだけを考えましょう。
だから私は緊急避難道具を事前に備えておく必要はないと思っています。
それを取りに行く時間、そして重くなる荷物を考えると、自分の体一つで避難する方が生存確率が上がるはずです。

『基本的に車は使わない』

歩けない、地形的に車がないと避難できないなど、よっぽどの理由がない限り、徒歩で避難しましょう。
東日本大震災では、車で避難して身動きが取れなくなってしまった例がいくつもあったようです。
徒歩で避難するルートを事前に把握しておきましょう。

『最悪の場合は2階建ての家などに避難』

外で津波にあった場合は、50cmの津波でも危険です。
高い場所に避難する時間がない場合は、2階建ての家などに緊急避難しましょう。

実は低い静岡県の○○加入率

『地震保険』

実は静岡県、地震保険の加入率は約30%(火災保険加入者が地震保険を付帯する割合は65%)と全国に比べて低い結果になっています。
私は築1年の家を津波で流されたのですが、地震保険に入っていたおかげでローン地獄にならずに済みました。
ローンが多く残っている人は絶対、絶対に加入してください。
※地震保険は火災保険とセットでしか入れないので、火災保険を確認すると自分が地震保険に加入しているかどうか分かります。

『有事に備える』

巨大地震で家具が転倒して避難できなくなることを防ぐため、家具を固定しましょう。
めんどくさいかもしれませんが、一度対策すればずっと有効なので、冷蔵庫、食器棚くらいはやっておきましょう。

自分は大丈夫と思っている人へ

人は心のバランスを保つため、自分は大丈夫と思う性質を備えています。
でも災害だけは甘く見てはいけません。

いくら静岡県が地震対策をしても、個人単位で防災しないと十分な効果は出ません。
過去にどれだけ災害があった土地なのか学び対策しましょう。

西暦 マグニチュード 地震名 概要
1498年 M8.4 明応地震 津波などで死者多数
1605年 M7.9 慶長地震 津波などで死者多数
1703年 M8.2 元禄地震 死者6,700人以上
1707年 M8.4 宝永地震 死者5,000~20,000人
1854年 M8.4 安政東海地震 死者2,000~3,000人
1891年 M8.0 濃尾地震 死者7,273人
1923年 M7.9 関東大震災 死者10万人以上

静岡県はかなり地震による被害の多い土地なので、絶対に対策しましょう。
一人でも多くの命が助かるために。